BLOG
2025/09/19 18:00
はじめに
COLONISTAのプロダクトは「アウトドア用品」でありながら、「インテリア」としても成り立つ。
この中間領域を意識したデザインは、私たちのブランドを特徴づける大きな要素です。
では、なぜアウトドアとインテリアをつなぐ必要があるのか?
そして、そのためにどんな美学を込めているのか?
この記事ではCOLONISTAのデザイン思想について詳しく掘り下げます。
1. 二つの世界をつなぎたいという想い
アウトドアの道具は機能性が重視され、無骨で直線的なものが多い。
一方でインテリアの照明は、装飾性や空間演出を意識したデザインが多い。
しかし、私たちが過ごす時間は「屋外か屋内か」で切り分けられるものではありません。
ベランダでランタンを灯せば、そこはもうアウトドアリビング。
キャンプサイトに心地よい照明を置けば、そこは第二のリビング。
この“境界線をなくすデザイン”こそが、COLONISTAの目指した方向性です。
2. アウトドア発想 × インテリア発想
私たちのデザインには、常に二つの視点を行き来するプロセスがあります。
-
アウトドア発想
軽さ、耐久性、防水性、携帯性など機能を重視。 -
インテリア発想
造形美、光の陰影、空間全体との調和を重視。
この両方を満たすことは簡単ではありません。
たとえば、丈夫さを追求すると無骨な見た目になりがち。
逆に美しさを優先すると強度が落ちることもあります。
そのバランスをどう取るかが、デザインの最大の課題でした。
3. 素材選びに込めた哲学
COLONISTAの代表的なランタンシェード「CONPE10」には、X-PACという特殊素材を採用しました。
本来はセイルクロスやアウトドア用品に使われる素材で、耐久性と防水性が高い一方、光を透過させると独特の表情を生み出します。
この「機能素材をインテリアに持ち込む」発想は、まさに私たちの哲学そのもの。
無骨さと美しさを両立させることで、屋外でも室内でも同じように映える道具が誕生しました。
4. 造形美へのこだわり
COLONISTAのプロダクトは単なる道具ではなく、「空間を構成する要素」としてデザインされています。
-
多面体や幾何学的フォルムで、光を立体的に拡散
-
白昼でも置いてあるだけでオブジェのように存在感を放つ
-
光が当たったときだけでなく、置いてある状態そのものも美しい
アウトドア用品にありがちな「使わないときは片付ける」という発想を超え、
そこにあるだけで価値を持つ道具を目指しています。
5. 境界を曖昧にする「光」
私たちが最も大切にしているのは、光そのものが持つ境界を曖昧にする力です。
光は屋内外を問わず、人を包み込むもの。
だからこそ「光の質」を徹底的に研究し、柔らかさ、広がり、揺らぎのバランスを調整しました。
キャンプ場では焚き火のように安心感を与え、リビングでは間接照明のように空間を演出する。
一つのプロダクトで両方を実現することが、私たちのデザイン思想の根底にあります。
6. 使う人が“シーンを編集”できるように
COLONISTAの製品は、ユーザー自身がシーンを編集できる余地を残しています。
「ただの道具」ではなく、ユーザーが空間をクリエイトするためのツール。
-
ランタンにかぶせて夜の雰囲気を変える
-
ペンダントライトに吊るしてリビングのアクセントにする
-
ベランピングでカフェのような雰囲気を演出する
こうして、プロダクトが使う人のライフスタイルに合わせて変化することを意識しています。
7. COLONISTAの美学
まとめると、私たちのデザイン美学は次の3つです。
-
境界をなくす
アウトドアとインテリアの垣根を取り払い、自由に行き来できるデザイン。 -
機能と美を両立する
強さ・軽さ・耐久性を持ちながら、オブジェとしても成立する形。 -
ユーザーが主役
プロダクトはあくまで道具。主役はそれを使って空間を作り出す人。
この美学を通じて、私たちは「光で人を進化させる」という哲学を体現しています。
おわりに
COLONISTAのプロダクトは、アウトドア用品でもあり、インテリア雑貨でもあります。
それは「境界をなくすデザイン思想」があったからこそ実現したこと。
もしあなたが、キャンプと暮らしの両方を楽しみたいと思うなら、
COLONISTAの照明がその架け橋になるかもしれません。
👉 [COLONISTAのデザインとプロダクトを見る]
https://colonista.official.ec/